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BS朝日「鳥越俊太郎 医療の現場」に出演して

BS朝日「鳥越俊太郎医療の現場に出演しました     

療養相談員 荻野 美和子

 BS朝日「鳥越俊太郎医療の現場」3月24日放送分にわたくし療養相談員荻野が出演しました。

BS朝日の写真.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅にて撮影。幼少期からのアトピー歴、漢方を用いての代替治療、そして最後に行き着いた標準治療(ステロイド外用薬主体として用いた治療)、写真を見せながらインタビュー形式で撮影されました。インタビューを受けるうちに、世の中のアトピー治療の誤解を正したいと先走りそうになりましたが、今回は2点に絞り放送されています。

 

  1. きれいになったこの肌を治療に迷う人へ見てもらうこと
  2. アトピーでも結婚も出産もできること

 

いくつもの言葉を並べるより、自分の肌を見てもらうことが一番説得力あります。そして、アトピーでも普通の社会生活を送ることができること。私が重症患者だったときには考えもしなかった結婚。もちろん出産は、私の辞書にはありませんでした。ですが、肌がきれいになるだけで人間は自信がつきます。そして欲も出てきます。私の人生はまるで変わりました。

正しい知識を持って標準治療を行えば、健常者と変わらぬ生活が送ることができます。経験を話すことで結果『世間の誤解を正す』私の願いまで届いたのではないでしょうか。

最近当会にメディアからの出演依頼が増えてきました。それだけアレルギーに対する関心が高まっているのでしょう。とてもうれしいことです。ですが、話題性重視するメディアもあり、取材には慎重になります。私自身幼少期から、錯綜する情報に振り回されただけに、迷わせる立場に回るわけにはいきません。メディアを通して、正しい情報をしっかり発信していくのが私の役目だと思っています。

標準治療に代え、肌が見違えるほどきれいになってもうすぐ5年半。まず人生の再建は、転職から始まりました。そして結婚、出産、マイホーム購入…。振り返ればたくさんの転機をこの間に迎えています。また、生きた中で一番辛い日々過ごした漢方の治療も5年半。そろそろ費やした歳月が同じになろうとしています。転職はすでに遠い昔のことです。そう想えば、同じだけ時を刻んだ漢方の治療は、続けるには長すぎました。アトピーは普通の生活を妨げてまで治さなければいけない治療ではありません。

この放送で視聴者に、持病を抱えながらも明るく生きることは可能なのだと、希望を与えることができたのであれば本望です。これからも自身の経験を発信し続けていくことが私の役目だと思っております。 

 

 

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