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医療従事者向け講演会に参加して(2021年10月18日開催)

荻野美和子

「1週間で変わった私のアトピー」と題して先日、医師など医療従事者向けに講演をして参りました。当会常任顧問、江藤隆史先生司会のもと、100名を超える方に参加していただきました。オンライン講演でしたから参加者は、きっと急いで会場に向かわず、診察を終えてから病院やご自宅から観覧されたことでしょう。

冒頭のタイトルで、皆さんは1週間で悪化したのか、寛解したのかどちらだと思いましたか。実は私はどちらも経験した者なのです。ステロイド断絶して1週間でボロボロになり、数年後正しいステロイド治療で、1週間でその皮膚は痒みのない体を実体験するまでになりました。

今回この講演を私は楽しみにしておりました。なぜなら、医師に私の経験と、患者からの切な願いを直接伝えることができるめったにないチャンスだったからです。

処方するだけではなく、薬のランクの説明、塗り方、そして塗る期間など、患者の皮膚に実践を交えて診察してほしい、それだけで患者は治療への理解が深まるのだと力強く伝えました。患者である私の話に耳を傾けてくださった医療従事者の皆様に、心より感謝申し上げます。

 

佐藤 瑞穂

ぜんそく患者を代表して「10分で分かる!患者目線のぜんそくとコロナ」と題してお話しさせて頂きました。前半部分ではぜんそくに関する体験を中心に、日常生活も含めながらお話しさせて頂きました。特に6年半入所していた虚弱児施設内での出来事や、高校時代に体験した大発作による入退院、新薬との出会いなど過去の大きな出来事を中心に話しました。20代になって上京し、友の会とどのように関わっていったかについても話しました。

また、後半部分では新型コロナワクチンについて触れさせて頂き、ワクチン接種したい方と接種したくない方の不安や心境、友の会がどのような役割を果たしたかについてもお話しさせて頂きました。

また、最後に“呼吸器内科の先生方へ”と題して、「喘息死は減っているがぜんそくで悩む方は減っていない」と締めくくらせて頂きました。

当日何度も噛んでしまいながらもご視聴頂いた100名を超える先生方、座長で当会常任顧問の江藤隆史先生始め、企画して頂いた皆様にお礼を申し上げます。

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