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第92回アトピー性皮膚炎・小児食物アレルギー・喘息講演会とQ&A“アレルギー治療、新たな時代へ” オンラインにて開催!

去る5月22日、快晴の日曜日に日本アレルギー友の会主催講演会「第92回アトピー性皮膚炎・小児食物アレルギー・喘息後援会とQ&A「アレルギー治療、新たな時代へ」」が東京神田の会場にて開催されました。参加者が一同に集まっての開催は、新型コロナウイルスの影響で残念ながらまだかないませんでしたが、動画配信も含め300名を超える参加者がウエブを介して参加していただき、本会への大きな期待が感じられました。感染状況も少しずつ改善していることもあり、遠隔参加を可能とする現地開催が今後は実施されることと思います。当日は皮膚科・小児科・呼吸器内科のそれぞれ専門の先生方から興味深い講演が行われました。

 

最初に、近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授の大塚篤司先生より「アトピーはきっと良くなる」との題目で、アトピーの病気や最新の治療法などをわかりやすく講演いただきました。アトピー皮膚炎の病気を知ることは、心の安静につながるとの先生の言葉は、日々安心して暮らすためにも患者自身が疾患をより理解する努力が必要であることを再度認識しました。先生はインターネットなどの手段を用いて積極的に情報発信をされており、患者による疾患知識の向上を常に意識しています。そのことから、講演内容も具体的かつ楽しいお話を通してわかりやすく紹介していただき、予定された時間はあっという間に過ぎてしまいました。コロナ禍における手洗いやマスク着用による湿疹対策など、時世に適した話題も多く、興味深い内容でした。

 

大塚先生

続いて、昭和大学医学部小児科学講座 教授の今井孝成先生より、「アレルギー治療、新たな時代へ!小児食物アレルギー」が講演されました。今井先生からは、食物アレルギーの様々な調査データの提示など、大変多くの重要な情報をコンパクトにまとめてご説明いただきました。正しい診断はアレルギー治療において重要であることを改めて示していただくとともに、アレルギー原因食物の除去についても安全を重視して全ての原因食物を除去するのは問題の先送りの可能性もあるなど、患者自身の将来を見通しての示唆をいただきました。

今井先生

最後に、国立国際医療研究センター病院呼吸器内科 診療科長の放生雅章先生より「気管支ぜん息治療の新たな流れ~新規配合剤と生物学的製剤による治療~」と題してぜん息治療の進歩を含めて詳しくご説明いただきました。近年、ぜん息の患者数は少なくなっているとはいうものの、見過ごされやすい症状も依然とし存在しており、「胸苦しさ」もこの一例だそうです。ぜん息の治療ガイドラインに掲載されたこともあり、医師はこの「胸苦しさ」など軽視しがちな症状に対する認識を深める必要があるとのお話がありました。また、治療薬の進化や新しい治療方法についての説明も勉強になりました。

放生先生

先生方の講演の後、日々の疑問や困りごとを専門の先生に直接お伺いすることができる質疑応答が行われました。予定した時間ではすべての質問に対応することができませんでしたが、各先生方は、それぞれの質問に具体的かつ分かりやすく回答していただきました。

このやり取りを踏まえて、患者と医師はより積極的かつ具体的に治療状況や方針を話し合う必要性があると感じました。患者にとって医療知識等の観点からなかなか治療等について医師に聞くことが難しい場合もあろうかと思います。本会のような気軽に参加して、専門の先生に質問できる機会を是非活用していただければと感じました。

今回の講演内容や質疑応答は、改めて会誌あおぞらに掲載されますので、楽しみにお待ちください。                           

(レポート:綿貫)

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