今回の講演会のテーマは「アレルギー対策と治療―新たな発見」です。慢性疾患である喘息やアトピー性皮膚炎を持っていると、症状があることに慣れてしまい、いつもどおりの治療をしているだけで満足してしまいがちです。今より少しでも良くなるように、新たな発見を求めてみませんか。
今回のアトピー性皮膚炎の講演は毎日の外用薬での治療のポイントや自分では気がつきにくい悪化要因をみつけることができると思います。医師まかせの治療ではなく、患者自らが治療を積極的に治療していくための貴重な情報を得て良くなるきっかけをつかんでいただきたいです。
また喘息部門では長らく喘息治療に関わられている長谷川先生よりシックハウス症候群とアレルギー疾患との関連をお話いただきます。アレルギー性鼻炎との関連など、新たな発見があるのではないでしょうか。
来場者の方に治療情報冊子や敏感肌用スキンケア用品のサンプルを差し上げます!その他アレルギー対策用品などの展示もありますのでぜひお越し下さい。
日時:2014年5月18日(日)12:30~16:00 12:00開場
場所:フォーラムミカサエコ(東京都千代田区内神田1-18-12)
※JR神田駅・地下鉄銀座線神田駅より徒歩5分
会場地図
主催:認定NPO法人 日本アレルギー友の会
後援:東京都・一般社団法人日本アレルギー学会・公益財団法人 日本アレルギー協会
※入場無料
前回講演会より
第1部
1. アトピー性皮膚炎
―家庭でできるアトピー管理のポイント―
埼玉医科大学病院皮膚科・アレルギーセンター教授 中村晃一郎先生
アトピー性皮膚炎の治療の主体は薬物療法、スキンケア、悪化要因の除去ですが、薬物療法とは、ステロイド軟膏を用いた外用療法を適切に行うことによって、皮膚炎を鎮静化させることです。(中略)外用療法やスキンケアについて家庭でできることや注意したい点を中心に解説します。
2.シックハウス症候群―アレルギー疾患との関連―
国立病院機構相模原病院副臨床研究センター長 長谷川眞紀先生
シックハウス症候群の症状は多臓器にわたる多彩な自覚症状であり、裏付けとなる他覚症状に乏しいです。特徴としてアレルギー疾患、特にアレルギー性鼻炎の合併が多くみられます。室内気中の科学物質が最初に接触する部位が鼻粘膜であることからそこに炎症があるとより強く影響するのではないかと考えられます。
3.ミニ講演会 アトピー性皮膚炎・喘息
東京逓信病院皮膚科部長 江藤隆史先生
「アトピー性皮膚炎の標準治療普及を目指して」
関東中央病院呼吸器内科部長 坂本芳雄先生
「再びPM2.5問題について」
当会常任顧問のお二人の先生が最近の治療情報についてご講演くださいます。
第2部 先生を囲んでQ&A
ぜんそく・アトピー性皮膚炎のグループに分かれて、講師を囲んでのQ&Aを行います。ご自身の不安や悩みを専門医に直接質問することができ、セカンドオピニオンを受ける絶好のチャンスです、時間もたっぷり1時間程度とってありますので、 多くの方のご質問をお待ちしております。
<Q&A司会>
喘息グループ 関東中央病院呼吸器内科部長・当会常任顧問 坂本芳雄先生
アトピー性皮膚炎グループ 東京逓信病院皮膚科部長・当会常任顧問 江藤隆史先生
当イベントへのお申し込みは、当会の事務所まで、電話・FAXまたはメールにてお申し込み下さい。
認定NPO法人 日本アレルギー友の会
- TEL: 03-3634-0865
祝祭日を除く毎週火・土曜日(5/20~25は毎日) 11:00~16:00
FAX: 03-3634-0850
Email: j-allergy@nifty.com