アトピー性皮膚炎ではTARCという検査で皮疹の重症度を測ることができ、喘息では呼気NOなどの検査により炎症の指標とすることができるようになりました。炎症指標で自分の重症度を知ることで自己管理に役立てていただきたいと思います。
今回もアトピー性皮膚炎と喘息の治療で著名なお二人の先生にご講演いただきます。医師による講演だけではなく、現場でご活躍されている薬剤師の先生からもアトピー性皮膚炎と喘息でそれぞれご講演頂きます。薬の作用を熟知されている薬剤師からの立場から薬の正しい使い方についてご講演いただきます。薬はもらうだけで使い方については医師の指示しか聞いてないが、今の使い方が本当に正しいのか不安があるなど不安や疑問に思う事があればぜひご参加下さい。
来場者の方に治療情報冊子や敏感肌用スキンケア用品のサンプルを差し上げます!その他アレルギー対策用品などの展示もありますのでぜひお越し下さい。
日時:2014年11月16日(日)12:30~16:00 12:00開場
場所:フォーラムミカサエコ(東京都千代田区内神田1-18-12)
※JR神田駅・地下鉄銀座線神田駅西口より徒歩5分
会場地図
主催:認定NPO法人 日本アレルギー友の会
後援:東京都・一般社団法人日本アレルギー学会・公益財団法人日本アレルギー協会・独立行政法人環境再生保全機構
※入場無料
◆お申込はこちらから◆
パンフレットのダウンロードはこちらから
前回講演会より
≪プログラム≫
第1部講演
1. アトピー性皮膚炎
「今考え直す、ステロイドの塗り方」
自治医科大学医学部皮膚科講座教授
大槻マミ太郎先生
ステロイド外用薬の効果的な塗り方の指導とは何なのか。講演では、これまでのエビデンスもとに最近自身で実践している外用指導を紹介、血清TARCを炎症指標とするメリット、特にセルフコントロールのモチベーションアップについても示します。
2.喘息
「喘息をわかりやすくする―呼気NO検査の可能性―」
国立病院機構相模原病院アレルギー科医長 粒来崇博先生
気管支喘息の治療は発作が起きた場合の症状改善治療と、発作予防のための慢性治療で成り立っています。発作予防の確認法として注目されているのが呼気NO濃度測定です。この検査法がどのように活用できるのかを概説します。
3. 薬剤師の立場より
アトピー性皮膚炎 「ステロイド外用薬を正しく使うには」
東京逓信病院薬剤部副薬剤部長 大谷道輝先生
今回はステロイド外用薬を中心として保湿剤など外用薬の正しい使い方を紹介します。
喘息 「多様化する吸入薬の適正な使用方法」
帝京大学医学部付属病院薬剤部薬剤師 呼吸器・総合内科病棟担当 前田光平先生
薬剤師の立場から、吸入療法の考え方、特に吸入器の上手な使い方についてお話しします。
第二部 先生を囲んでのQ&A
喘息・アトピー性皮膚炎のグループに分かれ、先生を囲んでのQ&Aを行います。講師と常任顧問の先生と二人の専門医に直接質問ができるという貴重な機会です。また他の患者さんの質問を聞くだけでも同じように悩む人がいることがわかります。ぜひご参加下さい。
<Q&A司会>
喘息グループ 関東中央病院呼吸器内科部長・当会常任顧問 坂本芳雄先生
アトピー性皮膚炎グループ 東京逓信病院皮膚科部長・当会常任顧問 江藤隆史先生
認定NPO法人 日本アレルギー友の会
TEL: 03-3634-0865
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祝祭日を除く毎週火・土曜日(11/10~15は毎日) 11:00~16:00
FAX: 03-3634-0850
Email: j-allergy@nifty.com