７月21日にマルホ株式会社主催、日本皮膚科学会岩手地方会後援のアトピー性皮膚炎市民公開講座in盛岡にて患者の立場から講演とパネルディスカッションに参加させていただきました。会場は岩手県盛岡市のアイーナいわて県民情報交流センターという立派な会場で開催され、当日は100名くらいの方々が参加されました。

岩手医科大学皮膚科学講座教授の天野博雄先生が座長を務めてくださり、私が「アトピー性皮膚炎があっても自分らしく素晴らしい人生とするために」というタイトルで講演させていただきました。次に佐々木皮膚科院長/理事長、東京医科歯科大学医学部皮膚科学講座臨床准教授の佐々木豪先生より「ここまで進んだアトピー性皮膚炎の治療～かゆみの悩みは皮膚科に相談!～」というタイトルで講演されました。

 

 

私の講演では自分の体験と友の会の療養相談からわかるアトピー性皮膚炎患者のつらいことについてと、生物学的製剤を使用するようになって、つらいことが少なくなり、生活の質が向上したというお話をさせていただきました。佐々木先生からはアトピー性皮膚炎治療が外用薬が基本だけれども、それでも良くならない人は新しい治療でこんなに良くなっているということを講演され、患者と皮膚科専門医のコラボした講演でお互いに深い内容になったと思います。

 

 

パネルディスカッションではたくさんの事前質問が寄せられ、時間の都合で数件しか回答できませんでしたが、多くの方がさまざまな面で悩んでいることがわかりました。当会の講演会やおしゃべりカフェはオンラインでどなたでも参加できることもお伝えしたので、盛岡の方もご参加いただけると良いと思いました。　　　　　　　　

(丸山恵理)

 

岩手めんこいテレビでも放映されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffb4a89726a8b1c75a808707fc0166f061dff088