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2/23・24開催 実践講座と患者交流会レポート

第25回アレルギー週間協賛行事

【2月23日開催】ぜんそく実践講座と患者交流会

 この講座はぜんそくについて正しく学び治療を受け改善させ、それを更に普及をとの思いで開催。今回は10名の参加だが有意義に思えた。

 開会挨拶で武川篤之理事長は、当会が本年50周年を迎えるに当たり、創立時は現在のように良い薬の無い時代。東京の大気汚染は最高に悪化して、同愛記念病院のアレルギー病棟に入院するぜんそくに苦しむ患者達によって会が誕生したと述べる。

 

講師の黒木先生.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栗本直美さんの司会と、上本哲生さんの進行で実践講座開始。

 講演は、ぜんそくに大変詳しいバンビ―薬局一番町店管理薬剤師の黒木隆弘先生で、冒頭に新しい「喘息予防・管理ガイドライン」を示し、ガイドラインは信頼性があるが、その通りに治療するのではなく、さじ加減でガイドラインにのっとった治療が良いのかと思うと述べられた。(講演録は別途掲載)。

 交流会は皆が自然と初参加の方々に、耳を傾け。鼻中隔湾曲症があるAさん50代女性は、30代で花粉症、目も悪く、金属アレルギーもあるが、医師や周囲にも理解されないとの思いが、この交流会で一気に溢れ出たような話し方だった。

 40代女性は、小児ぜんそくだったが一時良くなり、家事、育児の疲労から再び悪化、度々起こる発作への不安を話し、吸入ステロイドは悪化した時だけ使っているという。70代女性はひどかった湿疹が改善し、とたんに咳き込むようになり、ぜんそくと診断されたという。

 

CIMG0332.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これらの問題に黒木先生のアドバイスと皆の話し合いになった。主な点は、専門医を選ぶこと、ぜんそくは慢性的な気道の炎症なので、吸入ステロイドは良い時も使って症状をコントロールすると良いのではと助言。紙上参加の坂本直美さんからぜんそく患者はカゼが怖いので体を温める方法や疲労を残さぬようにとのアドバイス。最後に係りの者が専門医を紹介していた。

 初参加のAさんは、明るい声でこのような話し合いの場があることを初めて知ったと言い帰途につかれた。

 

 

【2月24日開催】アトピー実践講座と患者交流会

アトピー部門の実践講座と患者交流会を開催しました。実践講座にはアクセーヌ㈱の植木様をお招きし、『アトピーでもできるきるメイクアップとスキンケア』について、実際にメイクアップレッスンを交えながら講演いただきました。

参加者の一人がモデルを務め、スキンケアからメイクアップまできめ細かなご指導をいただきました。

 

実際に講師にメイクしてもらう.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スキンケアの基本となる洗顔では、手肌に負担をかけない洗顔石鹸の泡立て方の実演、肌への刺激を抑えるコットンやブラシ、パフなどの使い方に参加者は熱心に聞き入っていました。参加者にはスキンケア商品、メイクアップ商品のサンプル、メイク道具などが配られ、実演後は各自が鏡を見ながら挑戦しました。

 

泡で洗う際の泡立て方を習う.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 後半の患者交流会では、参加者それぞれの病歴や治療変遷などについて自己紹介し合った後、薬の取れやすい手先のケア方法、脱ステロイド時代の経験談、新しい治療方法とそれに伴う副作用の話など、患者交流会だからこそ聞ける体験談が披露されました。参加者の皆さんは非常に勉強熱心で、自身の治療方法をかかりつけ医師に一任するのではなく、常に自分の症状に向き合い、治療方法を模索し、また広く情報収集のためにアンテナを高くしていることを実感しました。

アトピー患者交流会 参加者の体験を聞く.JPG

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