主催
認定NPO法人 日本アレルギー友の会
後援
厚生労働省
東京都
公益社団法人 日本医師会
一般社団法人日本アレルギー学会
公益財団法人日本アレルギー協会
独立行政法人環境再生保全機構
公益財団法人日本皮膚科学会東京支部
日時
2021年6月6日(日) 13:00~16:00
場所
オンライン開催(ZOOMウェビナー)
参加無料・要申込(先着500名)(申込締切6月5日17時)
【参加申込】
下記の申込フォームより事前にお申し込みをお願いいたします。当日までに、ご記入いただいたメールアドレスに宛ててzoomの招待メールをお送りします。
コロナ禍の中だからこそ、喘息やアトピー性皮膚炎の症状のコントロールが大切になってきます。今の症状よりもっと良くなる方法はあるのか。実際に多くの患者の治療にあたっている専門医から、治療の最前線の情報を得ることができる機会です。新たな治療の選択肢を主治医と一緒に選べるよう、患者としてもこの講演で学んでいきましょう。
今回も新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、オンラインでの開催となります。講演会場でご講演いただいている映像をZOOMでご参加の皆様に同時配信いたします。これまで東京でしか開催していないためご参加いただけなかった方々、体調や天候に不安があって外出しにくい方でも安心して気軽にご参加いただけます。パソコンやスマホがあればどなたでもどこからでもご参加いただけますので、多くの方のご参加をお待ちしています。
講演会にご参加いただけなかった方には当日の講演の動画を配信しています。ご希望の方はメールで「6月6日講演会動画希望」と記し、お名前とメールアドレスをj-allergy@nifty.comまでご連絡ください。
第一部 講演
1 アトピー性皮膚炎の治療~外用治療の基本と新薬の話題 13:10~
東京逓信病院皮膚科部長 三井 浩 先生
アトピー性皮膚炎はここ数年で外用(コレクチム ®)、内服(オルミエント ®)、注射(デュピクセント ®)で新薬が発売され、多くの治療法が選択できるようになっているが、基本は外用療法である。外用療法の難点はその手間にあるが、様々な工夫により ADの多くはコントロール可能である。この講演では、AD 診療ガイドライン 2018 に基づいた標準治療について、新規薬剤を含め、外用薬の効果的な使用方法を中心に概説したい。
2 小児食物アレルギーの予防と治療の最前線 13:40~
国立成育医療研究センター・アレルギーセンター長 大矢 幸弘 先生
この 10 数年間にわたり、二重抗原暴露仮説(食物抗原による経皮感作が食物アレルギーの原因となり食物抗原摂取による経口免疫寛容の誘導が食物アレルギーを予防する)を裏付ける研究データが世界中で次々と発表され、食物アレルギーの予防と治療の常識にパラダイムシフトが起こった。克服の見通しが立ったかに思えたが、従来の食物アレルギーとは全く異なる病態(原因不明)の消化管アレルギーの増加により、医療現場は新たな課題に直面している。
3 気管支喘息治療の最前線: 新しい配合剤や抗体製剤を中心に 14:10~
帝京大学ちば総合医療センター第三内科(呼吸器)教授 山口 正雄 先生
喘息治療において、この数年のうちに新たな配合剤吸入薬や抗体製剤などが導入されました。従来の薬剤では喘息の症状が残っていた患者さんにおいて、これらの新規薬剤を使って症状が改善することも多く経験します。新しい薬剤を良く理解し、継続していくことが大切です
第二部 Q&A
司会 ふれあい横浜ホスピタル院長 坂本芳雄先生
東京逓信病院皮膚科客員部長・あたご皮フ科副院長 江藤隆史先生
参加者の皆さんからお申込み時に寄せられたご質問と、当日チャットでのご質問に講師がお答えします。他の方の質問を聞くことで自分の役に立つこともありますので、ぜひご参加ください。時間の都合上、すべてのご質問にはお答えできないこともありますので、ご了承ください。
三井先生
大矢先生
山口先生