日本アレルギー友の会の機関紙「あおぞら」が昭和44年に創刊されてから、今月号で500号を迎えることができました。これも多くの方々からのご支援があっての賜物と思い、深く感謝しております。
この44年間でアレルギー疾患の考え方や治療法は大きく変わってきました。「あおぞら」ではその都度、治療の最新情報を伝え、多くの方々が良くなるための情報を伝えてきました。また苦しむ患者の声や良くなった方の声を載せることによって、今悩んでいる人たちへ自分だけが悩んでいるのではないことを伝え、希望の光となってきました。
現在は喘息、アトピー性皮膚炎ともに治療ガイドラインができ、全国どこででも標準治療を受けることができるようになりました。しかしまだ悩んでいる患者はたくさんいますので、当会の使命も大きいと認識しております。その方たちが1日も早く笑顔になれるようにますます活動を広げていく所存でございますので、今後ともご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。
なお、この500号を1部500円でお分けしています。ご希望の方は送料80円を含め580円分の切手を同封し、送付先を明記して当会事務所までお申込ください。
<あおぞら500号内容>
患者自らアレルギー最新医療を学ぶ 理事長 堀内 繁
「あおぞら」は常に治療の最新情報を載せて 名誉理事長 上野光子
あおぞら500号記念号に寄せて
認定NPO法人日本アレルギー友の会常任顧問
公立学校共済組合関東中央病院呼吸器内科部長 坂本芳雄先生
東京逓信病院皮膚科部長 江藤隆史先生
認定NPO法人日本アレルギー友の会顧問一覧
500号に寄せて
公益財団法人日本アレルギー協会理事長・東京大学名誉教授 宮本昭正先生
日本アレルギー学会理事長・国立病院機構相模原病院院長 秋山一男先生
同愛記念病院院長 森 仁美様
日本製薬工業協会理事長 伍藤忠春様
毎日新聞記者 小島正美様
帝京大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー学教授 山口正雄先生
グラクソ・スミスクライン株式会社 患者支援対策室 遠藤永子様
「喘息予防・管理ガイドラインの理解を深めるために」
国立病院機構東京病院院長 大田 健 先生
「アトピー性皮膚炎診療ガイドラインと患者について」
九州大学医学研究印皮膚科学教授 古江増隆先生
体験記特集
成人ぜんそく体験記
「長年の在宅酸素療法を卒業して」高田明美様
「長い苦しみを経て・今人生をエンジョイ」関口功雄様
アトピー性皮膚炎体験記
「幸せのおすそ分け~暗闇のアトピー時代を乗り越えて~」荻野美和子様
「難治化したアトピー性皮膚炎が良くなるので」M・E様
小児ぜんそく体験記
「アレルギーと生きるために」 菅井智之様
連載 私の薬の使用感
☆ぜんそく 「私と相性の良い薬」「オルベスコの追加で気道が開き」
☆アトピー性皮膚炎 「私の薬の使用感」「私のお気に入り外用薬」