アトピー性皮膚炎の新しい治療薬が4月23日に発売されました。初めてのバイオ医薬品で有効成分には、化学合成したものではなく、抗体というたんぱく質を使って炎症反応を抑えるというものです。15歳以上で症状が重く、ステロイド外用薬などで治療効果が不十分に人が主な対象となりますので、ご自身が使えるかどうかは主治医にご確認ください。
4月27日の読売新聞に記事が掲載されています。こちらは当会が取材協力し、治験でこの薬を使用した会員の菊田さんを紹介しました。
菊田さんの体験記はこちら
〇よみうりオンラインでも読めます
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180501-OYTET50016/
〇日本経済新聞オンラインにも掲載されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP478046_T20C18A4000000/
〇厚生労働省から発出された治験結果や使用する際の基準について記載されています
1 アトピー治療に精通した医師が、喘息・アナフィラキシーの専門医と連携することが必要
2 ステロイド治療などで十分な効果が現れない患者等に限定した使用が求められる
3 ステロイドなどと本剤との「併用」から治療開始
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T180418I0020.pdf