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6月2日開催 講演会「アレルギー治療の新たな選択肢」・Q&Aレポート

 

※この講演会の内容を動画配信しています。ご希望の方は「2019年6月2日講演会動画希望」とお書きいただき、「お名前」「メールアドレス」を記載のうえ j-allergy@nifty.com までご連絡ください。

 

 

アレルギー治療の新たな選択肢(講演会レポート)

アトピー性皮膚炎については、新薬デュピクセントとスキンケアの重要性を中心に、NTT東日本関東病院五十嵐敦之先生からご講演いただきました。
2018年に新薬デュピクセントが発売され、画期的な成果をあげています。実際のアトピー患者の肌を診ると、ドライスキンが改善されて、しっとりする効果が確認できました。副作用としては、2~3割の方に結膜炎が報告されているのみです。
また、食物アレルギーについては、皮膚を通じて感作されることが分かってきました。スキンケアは、アレルギー自体の予防にも重要と言えます。
また、当会常任顧問の江藤隆史先生からも、スキンケアでバリアを作る重要性について説明がなされました。
喘息については、患者数推移と合併症から最新治療まで幅広く、東京女子医科大学多賀谷悦子先生からご講演いただきました。
喘息患者は、この30年間で3~5倍に増加し、600~800万人いるとされていますが、吸入ステロイド薬によって、死者数は大きく減少し、1500人以下に抑えられています。喘息患者の67%の方が鼻炎を併発しており、この場合、鼻と呼吸器の治療を同時に実施することが重要です。喘息では、従来からの治療法に加えて、生物学的製剤や内視鏡を使って気管支を温めるBT治療など新しい選択肢が増えています。
また、当会常任顧問の坂本芳雄先生から、喘息治療では薬を自分でやめないことが一番大事との説明がなされました。(赤穂)

熱心に聞くたくさんの来場者

 

「講師を囲んでQ&A」喘息グループ

講師の多賀谷悦子先生、当会顧問の坂本芳雄先生を囲んで、活発な質疑応答が交わされました。参加したのは、年齢も性別も様々な30余名の方々です。薬の使い方、日常生活を送る上での注意事項、ぜんそく日記の使い方など自己管理の方法について、患者さんご本人やご家族から積極的な質問が出ていました。回答する先生方のお話は喘息だけにとどまらず、食物アレルギー、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、後鼻漏、インフルエンザ、肺炎球菌ワクチン、前立腺肥大症、受動喫煙、緑内障など多岐にわたります。患者も勉強をすること、主治医とよくコミュニケーションすることの大切さをあらためて心に刻みました。(宮田)

喘息Q&A会場

 

「講師を囲んでQ&A」アトピーグループ

五十嵐先生と江藤先生に加え、皮膚科領域でご活躍の順天堂大学の須藤先生と東京逓信病院の三井先生の4名を囲む形式で行われました。一番関心が高かったデュピクセントのQ&Aをご紹介します。
Q.デュピクセントは、患者の自己申告で開始できますか、どの位の間つづけますか。
A.自己申告での開始はできません。最適使用推進ガイドラインがあり、医師の判断に基づき、標準治療をしても良くならない場合に開始することになります。
すぐ効く人とじっくり効く人がいますが、ほとんどの人に効果がでています。副作用として、結膜炎が報告されています。開始時点ではなく、良くなった時点から半年後にデュピクセントの中止を医師と検討することになります。(赤穂)

アトピー性皮膚炎Q&A会場

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