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第99回講演会レポート

第99回日本アレルギー友の会講演会(11月9日開催)に参加して

入会してまだ数ヶ月ですが、諸先生方や理事の皆様をはじめ、関係者の方々より温かく接していただき、安心してボランティアに参加できました。

 

<講演全体を通して>

まずは、疾患や薬に対する正しい知識を持つこと、専門医の指導のもとで症状との付き合い方を検討すること、そして『もしも』の時を想定して日頃より備えることの大切さを再認識しました。

 

<第一部:各講演について>

【食物アレルギー】

学校現場でのアナフィラキシー死亡事故について触れられ、わずか数分の判断遅れが生死に関わることを改めて重く感じました。同時に、判断力が未熟な児童本人にエピペンの判断を委ねるのではなく、教員や周囲の大人が状況に鑑み、スピーディーに勇気ある行動を起こせるようになる必要性を痛感しました。
また、木の実類の患者数増加、最新治療法、緊急時の対処方法、乳児における湿疹と食物アレルギーへの影響についても話され、どれも大変勉強になりました。私自身が複雑なアレルギー体質ゆえ、自分が出産する子供がアレルギー体質を持つ可能性を踏まえ、乳児期から気をつけるべきことなどを把握できたのは有意義でした。

板澤先生


【喘息】

様々なお話があった中、個人的に印象に残ったのは、高齢喘息患者の死亡要因として愛煙や肥満が挙げられていたことです。このお話から私はふと、中学生の時に亡くなった祖父の最期を思い出しました。
祖父は70代で亡くなりましたが、喫煙家で大変な肥満体型でした。日頃より大きな咳をしていましたが、亡くなる数週間前に救急搬送となり、その後2週間ほどで肺炎球菌による感染症を発症しました。その1週間後には集中治療室へ移り、更に1週間後に亡くなりました。当時、祖父の体調が急激に悪化していく様子に理解が追いつかず、簡単には受け入れられませんでした。今日の講演を受け、祖父には悪化しうる要因があったことを知り、ひどく悔やまれました。
祖父は呼吸器疾患が重篤化したまま危篤を迎えました。年末だったこともあり、学校からすぐに病院に到着できた私と兄の二人で祖父を看取りました。肺炎球菌に感染した段階では、たった数週間でここまで悪化するとは想像もしていませんでした。同じような悲しみを感じる方が一人でも減ってほしいので、今日聞いたお話は周囲の喘息患者の方に伝えていきたいと思います。

飯倉先生

 

【アトピー性皮膚炎】

私はデュピクセントに出会うまではQOLが著しく低下しておりステロイドと保湿剤で対処してきましたので、炎症を『鎮火』させる必要性は理解していました。しかし、正しい体の洗い方については理解が曖昧でしたので、改めて説明を伺うことができ大変有り難かったです。同居中の彼が中度のアトピー性皮膚炎患者であるため、帰宅後早速、学んだことを共有しました。
また薬剤については、ここ数年で塗り薬及び生物学的製剤の新薬が多数登場していることに嬉しさを感じました。一方で、シクロスポリンが現在ほとんど使われていないというお話には驚きました。数カ月前に初めて処方されたものの、初耳のお薬だったことから不安に感じていましたので、今回の説明は個人的には安心感に繋がりました。

柴田先生

 

<第二部:Q&A>

オンラインと会場から多くの質問が寄せられましたが、どの質問も具体的な内容ばかりで、専門家に直接質問できる場ならではの熱意を感じました。10代から70代まで幅広い年齢層から質問があり、アレルギーに関する悩みが多岐にわたることを改めて実感しました。

 

<最後に>

次回は100回目の大きな節目とのこと。患者側の視点を活かした内容を企画中だそうです。どんなお話を伺えるのか、今から楽しみです!

 

(リポート 坂本)

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