皆さんは的確な治療を受けていますか。喘息やアトピー性皮膚炎の治療は現在「治療ガイドライン」が作成されており、それに基づいた治療をすることが良くなるための近道と言われています。このような的確な治療を受けるためには、患者自身が正しい知識を得る必要があります。また慢性疾患である喘息やアトピー性皮膚炎ではセルフコントロールをしていくことも大切です。この講演会で正しい知識を得て、症状の改善につなげていただければと思います。
また今回は「上手な診察の受け方」の実演もあります。主治医があまり説明をしてくれないという相談が当会にも寄せられますが、先生からアドバイスを引き出すためのテクニックがあります。納得のいく、的確な治療を受けるためにもご自身の診察の受け方を見直してみませんか。
★ご来場の方に敏感肌用スキンケア用品のサンプルや治療情報冊子を差し上げます!
日時:2013年11月17日(日)12:30~16:00 12:00開場
場所:東医健保会館ホール(東京都新宿区南元町4)
※JR信濃町駅より徒歩5分
主催:認定NPO法人 日本アレルギー友の会
後援:東京都/一般社団法人 日本アレルギー学会/公益財団法人 日本アレルギー協会
※入場無料
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第1部
講演1 アトピー性皮膚炎
安心できるセルフコントロールをめざして
ちとふな皮膚科クリニック院長 江畑俊哉 先生
私は、患者さんがセルフコントロールできるようになることを、アトピー性皮膚炎診療の目標としています。講演では、日頃実践しているステロイド外用薬の具体的な使用法を示し、その判断基準の一つとなるセルフモニタリングについてご提案したいと思います。アトピー性皮膚炎のかゆみや眠りの話題も織り交ぜて、日常の診察に即したお話をさせていただきます。
講演2 喘息のコントロールが難しい時に
喘息専門医の考えていること
東海大学医学部内科学系呼吸器内科学教授
浅野浩一郎先生
吸入ステロイド薬の普及によって、喘息はコントロール可能な病気になってきました。吸入ステロイド薬にはいろいろあるので選択に迷いそうですが、ほとんどの患者さんではどれでも十分な効果が得られます。
しかし一部の患者さんでは、標準的に治療を受けているのに思うような効果が得られないことがあります。このようなときは、喘息専門医に相談してみる時かもしれません。喘息のコントロールが難しい場合に、喘息専門医がどんなことを考えて治療していのかをお話します。
3 実演 上手な診察の受け方
当会スタッフと常任顧問
皆さんは納得のいく説明を受けていますか。主治医からのアドバイスを引き出すためのテクニックや、これだけは聞いておくことなど、上手な診察の受け方をと当会のスタッフと常任顧問の先生が実演を行います。賢い患者になるためにご自身の診察の受け方を見直してみませんか。
第2部 先生を囲んでQ&A
現在の治療に満足していますか?
不安なこと、不明点はすべて主治医とのコミュニケーションで解消されていますか。
第二部は、アトピー性皮膚炎・ぜんそくのそれぞれのグループに分かれて、講師を囲んでQ&Aを行います。
ご自身の不安や悩みを直接専門医に質問することができます。
セカンドオピニオンを受ける絶好ののチャンスです。
多くの方のご参加、ご質問をお待ちしております。
<Q&A司会>
喘息グループ 関東中央病院呼吸器内科部長・当会常任顧問 坂本芳雄先生
アトピー性皮膚炎グループ 東京逓信病院皮膚科部長・当会常任顧問 江藤隆史先生
当会の事務所まで、電話・FAXまたはメールにても申し込みいただけます。
認定NPO法人 日本アレルギー友の会
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TEL: 03-3634-0865
祝祭日を除く毎週火・土曜日(11/11~16は毎日) 11:00~16:00
FAX: 03-3634-0850
Email: j-allergy@nifty.com