アトピー性皮膚炎やぜんそくの治療で継続的に通院されている方は多いと思います。しかし、いつ行っても患者さんがいっぱいで、待ち時間は長く、診療時間はわずかで先生も忙しそう…。いつも同じような話をして同じような薬を処方してもらって終わってしまう。
こんな経験をしている人は意外と多いのではないでのしょうか。そして何よりも一番知りたい「私の病気はいつになったら治るの?」「この治療をいつまで続ければ良くなるのかしら…」そんな疑問を解消するために、医療の第一線で活躍されている専門医をお招きし、「的確な診断と治療最前線」をテーマにご講演をいただきます。多くの方のご参加をお待ちしています。
☆来場者の方に、治療情報冊子や敏感肌用のスキンケア用品のサンプルを差し上げます。
日時:2016年5月29日(日)12:30~16:00 12:00開場
場所:フォーラムミカサエコ 7階
東京都千代田区内神田1-18-12 会場地図
※JR神田駅西口より徒歩5分
お申込はこちらへ
当会への電話・メールでも受け付けています(下記)
主催:認定NPO法人 日本アレルギー友の会
後援:東京都・公益社団法人日本医師会・一般社団法人日本アレルギー学会・公益財団法人 日本アレルギー協会・独立行政法人 環境再生保全機構・公益社団法人日本皮膚科学会東京支部
※入場無料・要申込
20160529講演会チラシ.pdf
前回の講演会より
第1部 講演
1. アトピー性皮膚炎治療のゴール
外用剤の使い方とセルフコントロール
関西医科大学皮膚科学講座・准教授
神戸直智 先生
診療の現場では、治療のゴールは時間軸を設定して説明するようにしています。まずは「目の前のゴール」ですが、それはステロイドの外用で「今ある炎症を抑える」ことです。では、「長期的なゴール」とは何でしょうか? それは、皮膚炎を治すだけに留まりません。そんな思いを伝えることができればと考えています。
2. 「喘息 気管支の炎症といわれても…」
京都大学医学部附属溝口病院 第四内科 教授
幸山正 先生
長く続く咳で受診したら、喘息の診断。戸惑いを感じているところに難しい説明をされて煙に巻かれたよう。ともかくも処方された治療薬を使ってみる。「あれ、確かによくなった。」と喜んで再び受診したら、治療は継続で次の再診日を指定される。「先生!よくなったのに、何を治療するのですか?」そうですよね。理解しづらい喘息の診断と治療継続の必要性をお話しします。
3. 主治医が知りたい患者の情報
当会常任顧問のお二人の先生から、診療のときに「こういうことを伝えてほしい」「こういうふうに話してもらえれば的確な判断ができる」といった患者からの効果的な情報の伝え方についてお話しいただきます。
第2部 講師を囲んでQ&A
喘息・アトピー性皮膚炎のグループに分かれ、講師を囲んでQ&Aを行います。書籍やインターネットでは得られない解決のヒントが手に入るかもしれませんよ。普段自分が感じている疑問や本当に知りたいことを専門医に質問でき、その場で答えてもらえます。有益な情報を手に入れて、明日からの治療をより良いものにしていきましょう。
<講師紹介・Q&A司会>
喘息グループ
ふれあい横浜ホスピタル 院長・当会常任顧問 坂本芳雄先生
アトピー性皮膚炎グループ
東京逓信病院 副院長兼皮膚科部長・当会常任顧問 江藤隆史先生
前回の講師を囲んでQ&A会場
当イベントへのお申し込みは、当会の事務所まで、電話・FAXまたはメールにてお申し込み下さい。
認定NPO法人 日本アレルギー友の会
- TEL: 03-3634-0865
祝祭日を除く毎週火・土曜日(5/23~28は毎日) 11:00~16:00
FAX: 03-3634-0850
Email: j-allergy@nifty.com